「たけのこ掘る前に火を熾せ。」by 七輪
「筍」は竹と旬の組み合わせ。春の旬野菜代表とも言えるたけのこ。あく抜きしたり水煮せずに食べられる堀立て一時間以内のたけのこの七輪丸焼きレシピ。
週末はたけのこ堀りに挑戦して鮮度抜群の簡単筍レシピで朝から春の宴会を楽しもう。
一生懸命掘って疲れた体に、春の息吹とビールが最高の宴会。あ、そうそう「たけのこ掘る前に湯を沸かせ」というほど掘りたてを茹でるのが良いとされている。まずは七輪で木炭に着火!
七輪で作るタケノコ丸焼きにちょうど良い大きさや選び方
たけのこは掘ると同時に甘みがあくへと変わってしまう。だから掘りたてをすぐに水煮してあく抜きをしないのえぐみが残る。ゆで方は泥を落として煮えやすいように切ったり、切れ目を入れる程度の下ごしらえをして、米ぬかや重曹とゆっくり煮るだけ。
この丸焼き筍レシピは一切下ごしらえをしない。泥を洗い落として焼くだけなのだ。だからアクが出ないうちの掘りたて一時間以内に焼くことが大事。たけのこ堀に行かなければ食べられない最高の筍レシピだろう。
鮮度の良いたけのことは土から頭を出すか出さないかの若いやつ。写真のように頭が黄色いものはたった今出てきたたけのこ。徐々に濃い緑に変わってしまう。足や手で土の盛り上がりを探して黄色い穂先のたけのこを探してみよう。
丸焼きレシピの場合、芯まで火を通しやすい小ぶり~中ぶりのたけのこがいい。目安は直径10cm、長さ25~30cm。
材料(4人分) | 分量 |
掘りたて一時間以内のたけのこ | 1本 |
醤油 | 適量 |
マヨネーズ | 適量 |
七輪の火力 | 強火 |
アウトドア度 | ★★★★★ |
調理時間 | 40分 |
■朝掘りたけのこの丸焼きレシピの調理方法(食べ方)■
- 炭火は強火で用意。多いぐらいの炭を七輪に準備。
- 泥を落とした掘りたてのたけのこを七輪に網無しで直接のせる。
- 30~40分ほど時間をかけてときどきトングて返しながら焼く。
- たけのこに金串がすっと通ったらできあがり。皮は焦げても気にしない。
こんがり焼きあがったたけのこの丸焼きを真っ二つにする。食べやすいように横にも数カット包丁を入れて醤油をかけまわして食べる。
ひとかけらたけのこを口に放り込んでみよう。春の香りがぼんっと口の中で弾けること間違いなし。どんなに新鮮でも若干のあくがある。気になるひとは醤油マヨネーズで食べると苦味が消えるのでお試しを。
一生懸命掘って疲れた体に、春の息吹とビールが最高の宴会。あ、そうそう「たけのこ掘る前に湯を沸かせ」というほど掘りたてを茹でるのが良いとされている。
「たけのこ掘る前に火を熾せ。」