ジャガイモを焦がさず、すぐにホクホクにするホイル焼きのコツ
冷涼な気候が栽培に向くジャガイモは2月から5月に九州で旬を迎える。よく見かけるまるいジャガイモの男爵イモをはじめ、揚げ物向きのポテトフライに使われるメークイン、あまみの強いキタアカリや、栗のように黄色くあまいインカのめざめやインカのひとみも最近出番の多いジャガイモ品種だ。
バーベキューでも名脇役のジャガイモを焦がさずに焼き上げよう。
ジャガイモがキャンプやバーベキューにむくのは、調理が簡単、どんな食材とも相性が良く威張らない。焼いても煮てもうまいしボリュームがあって庶民の味方ともいえるジャガイモ。唯一の難点はごろりと丸いので、加熱に工夫が要ること。切ってもいいが、やっぱり丸ごと使いたい。
アルミホイルを2重、3重に巻いて焚き火に突っ込み、焼きあがったジャガイモのホイルを剥くと皮は真っ黒に焦げているのを見かける。数年前のオレだ。だがこの方法を知ったからにはもうジャガイモを焦がさない。
材料(4人分) | 分量 |
ジャガイモ | 4個 |
好みでマヨネーズ | 適量 |
七輪の火力 | 強火 |
アウトドア度 | ★★★ |
調理時間 | 20分 |
焦げない!ジャガイモのホイル焼きレシピの調理方法(作り方)
- 七輪の炭は強火で良い。新聞紙や少年ジャンプなどを1~2ページ切り取って水で湿らせて、ジャガイモを包む。海辺なら海水に浸せば程よい塩味になる。
- その上からアルミホイルを巻く。一回まけば充分だ。
- 七輪にのせて気が向いたら転がす。目安は5分に一回程度。
- 竹串で刺して、すっとジャガイモに串が通れば出来上がり。
湿らした紙のおかげで蒸焼きになり、水分がとんだ頃に皮が香ばしく焼ける。しっとりほくほくのジャガイモの丸焼き。
ソースにつけてもよい。醤油をかけてもよい。ジャガイモはアナタのどんな好みの味でも受け入れてくれる。マヨラーならこんなふうにマヨネーズをたっぷりと一口ごとにかけて、アツアツのジャガイモにかじりつこう。