冬のぶっとい長ネギの絶品アウトドア料理、こんがり焦がし長ネギ。
長ネギはアウトドア料理には欠かせない野菜だ。特に長ネギが旬の冬キャンプでは大活躍。体がぽかぽかに暖まる鍋料理には必ず斜めに刻んだ長ネギをたっぷり入れたい。
七輪炭火焼きレシピにも長ネギはひっぱりだこ。
厚揚げの全面を七輪の炭火で焼く。焼き網の上で厚揚げを転がしながらかりかりに焦がし気味にまで焼き上げる。ざっくりと音をたてながら一口大にカットされる焼き立て厚揚げ。仕上げにすりおろし生姜とたっぷりの白髪ねぎを添えて醤油をぽたぽたとかけ回して。
ネギが主役のレシピもある。5cmの長さにかっとした長ネギを七輪の焼き網のうえで転がして、柔らかくなったらできあがり。醤油派でもいいし、酢味噌派でたのしむ長ネギも甘さが引き立てられておいしい。
長ネギの甘さをMAXに引き出す七輪調理方法は?
野菜を焼くときにあまりカットせず、水分をできる限り残しながら焼くと野菜の甘味と汁気が引き出されて旨みが強くなる。
長ネギの一番外側の皮というか、外側が黒くなるまで焼いてから内側の部分だけを食べるとトロリとした甘さがガツンと口のなかで弾ける。
長ネギ甘みMAX七輪レシピの焼き方
- 長ネギはできる限り太いものを選ぶ。
- 長ネギの下の根っこ部分、先の青い葉の部分を切り落とす。
- 長いまま七輪強火の焼き網の上にのせる。四角い七輪なら全体を同時に焼き上げられるが、丸い七輪の場合は半分ずつ焼く。
- ネギを焼き網の上で転がしながら全体的に焼き目をつける。
- 写真のように6~8割こんがりと焦げ目がついたらOK。
焼き上がった長ネギをまな板にのせる。包丁の刃先を上に向けて端から一直線に一番外側の焦げた皮だけを切る。中からでてきた焦げていないが、加熱されて柔らかくなった長ネギを一口大にカット。
沖縄の粉塩のように、塩味のまろやかな塩をつけながら食べる。中身は焦げていないのにこんがりとした香り、トロリとした舌ざわり、MAXの甘味。