主役食材が大根おろしの真冬しゃぶしゃぶBBQ
大根が最も美味しい季節は真冬。大根の旬の12月から2月が一番瑞々しく甘い。その大根の甘い時期を狙って真冬にキャンプをする。寒い外で食べるしゃぶしゃぶ。七輪炭火でくつくつと沸いた鍋にさっと入れるしゃぶしゃぶ肉は外気温との温度差もご馳走。
大根は分解酵素アミラーゼをたっぷり含むので、消化を助け、胸やけや二日酔いに効果がある。そう、たっぷり酒を飲んだキャンプの翌朝メニューには欠かせないのだ。大根おろしこそが主役の七輪アウトドアBBQレシピ。
大根の皮にも養分がたっぷりなので、皮ごとすりおろしてたっぷりの大根おろしを作る。アルミ容器にすりおろし大根を入れておくと真冬の外気温できりきりに冷やされる。大根は葉に近い部分が甘い。ぴりりと辛い大根おろしが好きなら根に近いほうを使う。
七輪強火でくつくつ沸いたしゃぶしゃぶ鍋
材料(4人分) | 分量 |
豚肉しゃぶしゃぶ用 | 400グラム |
絹ごし豆腐 | 2丁 |
長ネギ | 2本 |
大根 | 上のほう、半分 |
ポン酢 | 適量 |
七輪の火力 | 強火 |
BBQアウトドア度 | ★★★ |
BBQ調理時間 | 20分 |
大根おろしたっぷり、豚しゃぶレシピの調理方法(食べ方)
- 大根を皮ごとすりおろす。たっぷりとすりおろして、余分なおろし汁は鍋に加えてしまう。
- 長ネギを斜めにかっとして鍋に放り込む。
- 七輪の炭が強火になったら鍋をのせて、沸騰したら豚肉と豆腐を入れる。一口ずつが肝心。
熱々の豚肉でたっぷりの大根おろしを巻き込む。
冷たい大根おろしが熱い肉汁と相まってうまい。
やけどしそうな熱い豆腐にポン酢たっぷり、大根おろしタップリのせる。
ふるふると箸の間で揺れる湯豆腐を口に入れて、熱さと冷たさの入り混じる温度差を楽しむ。そう、この食材の温度差も美味しさだったのだ。
たっぷりと大根おろしをのせたあつあつ湯豆腐
朝晩は気温がぐっと落ちる冬キャンプだが、この一口のためにまた真冬の海岸に泊まりたくなる。翌朝の遅めの日の出を眺めながら食べる最高の朝食を楽しみに。