マグロの中でもとても希少な部位、本マグロのアゴ肉。
本マグロのT-bornステーキともいえる部位、それが顎肉、つまりカマと呼ばれる部位のステーキカットだ。マグロの下アゴの一部位で腹身(トロ)から繋がっている柔らかい身。キメ細かな繊維なので加熱するとしっとりとほぐれるのが特徴。
クックダインダッチオーブンに昆布、長ネギ、マグロを並べて七輪に
マグロカマのカットが七輪BBQに向いている
長細い部位だからカチンコチン冷凍マイナス50度の状態で電動ノコギリを使い食べやすくカットしてある。 甘辛いすき焼きタレで一気に蒸し上げることで一層柔らかくなるのだ。築地で入手したアイルランドの極上クロマグロのアゴ肉カット、七輪強火で一気に仕上げる大人の本気バーベキューおつまみ。
マグロカマ七輪料理の材料
材料(2人分) | 分量 |
本マグロのあご肉 カット | 2ケ |
長ネギ | 1本 |
出汁昆布 | 1枚 |
すき焼きタレ 薄めず使うタイプ | 1本 |
花椒(ホワジャオ) | 適量 |
七輪の火力 | 中火 |
BBQアウトドア度 | ★★★ |
調理時間 | 15分 |
本マグロのアゴ肉すき焼きレシピの調理方法(焼き方)
- クックダインのベイクパン(四角い南部鉄鍋)に日本酒で湿らして広げた昆布を敷く。
- 長ネギの青い部分を昆布の上に並べたら、真ん中に本マグロのアゴ肉カットとネギの1cmの輪切りを盛り付ける。
- すき焼きタレはお店で一番良いものを買おう、薄めず使えるタイプがよい。長ネギの青い部分が半分浸かる程度にかけ回す。
- 七輪の火は備長炭をたっぷりと熾しておき、蓋で密閉した南部鉄鍋を火にかける。
- 5分ほどで蒸気が湧き出てくるので、あらかじめテーブルに置いた断熱用の板に火からおろす。
- 2,3分蒸らす間に日本酒を用意する。
開ける時の蒸気も七輪のご馳走だ。香ばしいネギと甘いタレの香りが溢れ出る。
七輪料理の仕上げに山椒をたっぷりとかける
仕上げには花椒(山椒)だ。四川料理に使われる痺れるような辛さをもつ山椒が、マグロの甘さを引き立てる。お箸を入れるとほろりとはがれるアゴ肉、旨みを染み込み、程よくやわらかくなった長ネギ。交互にどうぞ。