安くてとても旨いクリガニとは?
3月から5月に旬を迎えるクリガニ。季節的に花見の季節、青森のお花見料理にも出ることから花見ガニとも呼ばれる。青森出身の友達に教わって初めて知った聞きなれない蟹だ。
青森の市場に魚を仕入れに寄った際に見つけた毛ガニに少し姿の似た蟹がクリガニ。
なんと3匹入って528円!そしてこのクリガニ、まだ活きているのだ。
蒸し焼きにしようとすると逃げ出そうとする。活きの良いクリガニを入手したら蒸し焼きにして熱々をいただこう。毛ガニに似た味わい。毛ガニは捕獲量保護からメスは食べられないがクリガニには制限がない。運よくメスが手に入ったら蟹みそに加えて卵(内子)を味わうことができる。
クリガニの選び方
- 活きているクリガニを選ぶ。きちんとした鮮魚店であればほぼ活けのものだが、入荷日を確認しよう。
- 毛ガニに比べてもともとクリガニはやや小ぶり。大き目のものを選ぼう。対して値段は変わらない。
- 購入当日早いうちに蒸し焼きにする。
クリガニ蒸し焼きレシピの材料
材料(4人分) | 分量 |
クリガニ | 4匹 |
七輪の火力 | 強火 |
アウトドア度 | ★★★ |
調理時間 | 10分 |
クリガニの蒸し焼きレシピ
- 七輪に大き目の鍋を用意して数センチの湯を沸かす。
- 蒸し焼き用に鍋底に底上げ用の金具や網などをセットして蒸し焼き準備。
- 甲羅を下にしてクリガニを鍋に並べる。逃げ出さないうちに蓋をする。
- 12分から15分を目安に強火で蒸し焼きにする。ひっくり返した蟹のおなかのハカマ(三角の部分)から蒸気が出ていたら蒸しあがりの合図、時間が短くてもOK。
蒸し焼きクリガニの美味しい食べ方
- クリガニのハカマに指をひっかけて甲羅と身体を分ける。
- 足や身体の身をすべて丁寧に取り出して蟹みその入っている甲羅にすべて集める。
- クリガニの身と蟹みそをかき混ぜて味わう。
- メスの場合は甲羅の隙間などにも内子が入っていることがある、忘れずに書き出して味わう。
- 甲羅に日本酒を入れて七輪で温める。甲羅に残ったうまみをかき混ぜて甲羅酒でしめる。