七輪バーベキューに映えるシーフード代表、イセエビ!
真っ赤なエビ殻、重量感のある分厚い装甲のような殻と角を持つエビと言えばイセエビだ。見事なヒゲと日本の祝い色、赤で覆われたイセエビは七輪にのせるとゴージャス。
バーベキューで頻繁に使われる一般的なエビと言えばクルマエビやブラックタイガー。七輪炭火の焼き網にのせると殻が徐々にオレンジもしくはピンクに変わりバーベキューレシピを彩る。クルマエビやブラックタイガーよりも大きなイセエビは焼く前から鮮やかな赤い殻の見栄えが良い。テンションの上がる大型エビなのだ!
ジブリ飯のエビと言えば天空の城ラピュタ
大型エビの似合う人と言えば、もちろんぶっちり切りでドーラ!天空の城ラピュタでパズー不在の家に上がり込み、巨大なハムを食い千切るシーンとともに登場する大型のエビ。アニメではちらりとエビのハサミも見えるからイセエビではなくロブスターか。
日本での大型エビ代表といえばイセエビ。活けのイセエビを見るとドーラのようにむしゃりとかじりつきたくなるだろう。
イセエビが一人一匹無いとマネできないし、間違いなくしっぽの裏側サイドになるイセエビトゲが手に刺さるので、今回は包丁でカット。みんなで分けることにします!
イセエビの七輪炭火蒸し焼きレシピの材料
材料(4人分)/ 分量
活イセエビ 大きめ一匹
七輪の火力 強火
アウトドア度 ★★★★★
調理時間 15分
イセエビの七輪炭火蒸し焼きのコツと焼き方
- 七輪に炭をたっぷりめに熾して強火を保っておく。焼き網を充分加熱して準備完了。
- 七輪よりも明らかにイセエビが大きい場合は、しっぽより先に頭側を焼く。しっぽ側は割とすぐに火が通る。
- 活きが良すぎる場合焼き網の上から逃げようとするので、ごめんよーと言いながらトングでイセエビを押さえつける。
- 下の写真のように多少焦げても大丈夫。頭側にこんがり火が入ったらしっぽ側を焼く。分厚い殻のイセエビは、殻中で蒸し焼きにされるのでしゅーしゅーと音が聞こえる。焼き上がりの頃合いだ。
焼きあがった蒸し焼きイセエビのさばき方
- まずは胴としっぽを切り離す。ドーラ式は難しいので写真のようにイセエビの胴の下側と尾の身の間に包丁の刃先を滑り込ませる。
- 刃先をイセエビの胴回りに沿ってクルリと滑らせながら切り込みを入れる。しっぽを引っ張ればスポッと抜ける。
- イセエビ頭は下側のほうから出刃包丁で半分に。身を盛り付けるので、エビ味噌がこぼれないように皿に先に盛り付ける。
- しっぽは写真のように裏側のサイドの薄目の殻に沿って包丁を入れる。両側をカットしたらイセエビの胴に近い辺りをつまんで引っ張ると身ごとはがれる。はがれにくい場合は指かスプーンを殻の厚い部分と身の間に滑り込ませてかき出すように引っ張り上げる。
- 薄目の殻を引きはがしたらあとはお好みのサイズにカット。熱い殻もお皿代わりに皿に並べて、その上にカットしたイセエビの身を盛り付けよう。
さあ、七輪蒸し焼きで汁気たっぷりのイセエビを頂こう!
あまりきれいに並べずに、イセエビの身をしっぽの殻や、半身にしたエビ味噌たっぷりの頭にどさりと盛り付ける。
指でつまんでエビ味噌をつけて頂きます!ドーラ、乾杯!