ブラックタイガー特売に誘われて、豪華に炭火焼きエビをむしゃぶる
秋空。涼しくなり始めた海岸道路を125ccバイクで下る。今夜は浜飲み仲間と秋の七輪BBQ宴会。途中のローカルスーパーに立ち寄って食材を選ぶ。
鮮魚コーナーから元気いっぱいの呼び声で「本日はブラックタイガーが目玉!こんなに大ぶりのエビが12尾入って798円!」
パック入りエビの並んだコーナーをのぞき見ると、確かにデカい!艶がいい!身が厚い!
これは買いだ!と2パック掴み取って買い物カゴに入れる。
「さすがこちらのお兄さん、ようく分かってらっしゃる、このブラックタイガーのお買い得。早速の2パックお買い上げありがとうございます!」
のセールストークにおばさま達も競ってエビパックを手に取り始める。
これだけ立派なブラックタイガーなら七輪炭火で焼いて、そのままかじりつくだけで充分うまいだろう。はやる気持ちを抑えてお酒コーナーで泡盛と炭酸を買い込んでレジへむかう。
殻ごと焼くからこそうまい七輪エビ料理
エビの殻は焼くと香ばしくなる。七輪の炭火で一気に焼き上げると、殻は見事なオレンジ色になりエビ独特の香ばしさがふくらむ。殻の中の身が一気に蒸しあげられるのでエビ汁ジューシーに仕上がるのだ。
殻の固さが気にならない人は、殻ごと焼いて、殻ごと食べる。それがこの七輪エビ料理の醍醐味。
ブラックタイガー殻付き炭火焼き on the 七輪の材料
材料(4人分) | 分量 |
ブラックタイガー | 12尾 |
レモン | 1個 |
天然塩 | 適量 |
七輪の火力 | 強火 |
BBQアウトドア度 | ★★★★ |
調理時間 | 10分 |
ブラックタイガー殻付き炭火焼き on the 七輪レシピ(作り方)
- ブラックタイガーの背中側を強めにまるめて殻の隙間から竹串を差込み、背ワタを引き出す。
- 七輪に強火の炭火を用意して焼き網をのせて充分に熱する。
- ブラックタイガーに天然の粗塩をしっかりとふりかける。塩をかけた面から七輪焼き網にのせていく。エビのもう片側もしっかりと粗塩をふりかける。
- 軽く焦げ目がついたらひっくり返す。両面写真のような焦げ目がついたらできあがり。
- お皿にエビを盛り付けて、レモンを添えて。食べるときにたっぷりとレモン汁を振りかけて食べよう。
炭火でこんがりと香ばしく焼きあがったエビの尻尾を持って殻ごとかじりつく。炭火焼きならではのしゃくしゃくした殻もむかずに食べられる。殻こそがこのエビの香ばしさの元。レモンの酸味で引き立つエビの身の甘さ。
泡盛の炭酸割りをぐいぐいと飲みながらあと一本、もう一本、エビの尻尾が皿に積みあがる。