糠床に一週間漬け込んだ、糠漬けの鶏モモ肉
糠漬けが好きだ。きゅうり、ナス、キャベツの古漬け。程よい酸味と塩味に糠の深い香り。パリポリと食べる野菜の糠漬けで日本酒をぐいぐいと飲み干してしまう。
野菜がこんなにおいしくなるのだから、肉を糠に漬け込んでもきっとうまい。ちょうど糠床を変えるタイミングだから、鶏モモ肉を漬け込んでみよう。野菜の漬物を漬け込むように鶏モモ肉を糠床に一週間漬け込む。冷蔵庫で糠に囲まれた鶏モモ肉は味が引き締まり、糠の香り、昆布の香りを吸い込んで身が引き締まる。あとは金串に打って炭火で皮をパリパリに、身をふっくら肉汁たっぷりに焼き上げるだけ。
駐車場から遠い海岸だから、いつもの四角い七輪のかわりに、石垣を組んだ据付け石垣七輪で調理開始。
糠漬け鶏モモ肉炭火焼きの材料
材料(2人分) | 分量 |
鶏モモ肉 | 1枚 |
糠漬け用糠床と粗塩 | 適量 |
七輪の火力 | 強火 |
アウトドア度 | ★★★ |
調理時間 | 15分 |
糠漬け鶏モモ肉の皮パリパリ炭火焼きレシピの作り方
- 鶏モモ肉にまんべんなく粗塩を揉み込む。鶏モモ肉一枚に大さじ半分ほどの塩。
- ラップに糠床を敷いて鶏モモ肉をのせて、さらに糠床をのせて包み込む。
- ラップをきっちり巻いて冷蔵庫で1週間寝かせる。
- 七輪は強火の遠火。皮をパリパリに焼き上げてできあがり。
包丁を入れるとこんがり焼きあがった黄金色の鶏皮がざくりと音を立てる。大きめの一口にカットした鶏モモ肉を口に運ぶ。肉汁と一緒に漬物の香りが口に広がる。熱々の漬物をどうぞ!