七輪が急速に勢力を拡大している?四角い七輪目撃情報も!
夏の海岸でよく見かけるようになってきた丸型七輪。七輪焼きの焼肉屋さんでは丸型七輪でカルビ、肩ロース、子袋、ホルモンが真ん丸の焼き網の上で ジュージューと煙をあげる。一方焼き鳥屋さんでは長方形の七輪に備長炭を真っ赤に熾している。ネギマ、皮、レバーが串焼きになって四角い七輪の上で手際よく焼かれていく。
長年使っている丸型七輪はもう手足の一部。目をつぶっていても焼き魚ができそうだ。ラーメン用のお湯だってすぐに沸くし、油を熱々に熱して衣カリカリの天ぷらだってできちゃう。
でもね、
「角型七輪もいいな、秋刀魚とかホッケの干物とかまっすぐのせたまま焼けるんだろうな。広い浴槽で足を伸ばすように、魚達ものびのびと美味しく焼けるかもしれないな。」
とか、
「片方でハマグリや殻付き牡蠣を焼いて、反対側で熱燗とか焼酎お湯割りとか温めながら飲んだらもう…」
などと夕日美しい海岸で長方形の七輪の妄想に浸ることもあった。よし、こうなったら来年は気持ち新たに七輪元年とし、どちらも使ってみることにする。「かあちゃん、ごめんよ、ちょっと財布を緩めてね。」と決めた2011年12月の暮れ。
それぞれに向いた調理方法やレシピをさらに詳しく紹介。
使いやすさバランス抜群!アウトドア用丸型七輪
基本スペック
トップの直径は27センチ。
高さは21センチ。
重さは蓋なしで3.7キロ、蓋ありでも4キロ。
キャンプでの利用が多いので切り出し珪藻土の軽さが魅力的。焼きしろの直径は16センチだが、火力が満遍なく広がるように掘りが均一に入っている。
「これがアウトドア調理で活躍する丸型七輪だ!」の記事はこちら。
秋刀魚、焼き鳥が得意。火力調整x2の長方形七輪
基本スペック
サイズはL38 x W20 x H18センチ。
重さは蓋なしで4.7キロ、蓋ありでも6キロと金属のコンロに比べるとはるかに軽い。
内側焼きしろはL33 x W15センチ、左右独立した室があり、空気口もそれぞれ開いているのが嬉しい。一つの七輪で異なる温度で調理できるのは何よりのポイント。
「長方形七輪の実力はいかに?」の記事はこちら。
大人数対応!震災の備えにも!炊飯釜が使える大長方形、黒七輪
基本スペック
丸い七輪、四角い七輪どっちがお好き?│七輪で作る、エコなアウトドアレシピ。
サイズはL45 x W26 x H20センチ。
重さは本体8.8キロ、丈夫なステンレス火皿が200gx2枚。合計9.2キロと、同クラスの金属バーベキューコンロに比べるとはるかに軽い。
過度が緩やかなラウンド状で、大きさはあるものの、全体をさらに軽く仕上げている。内側焼きしろはL38 x W19センチ、こちらも左右独立した室があり、空気口もそれぞれ開いている。丈夫な火皿は取り出しやすいよう、四角いつかみ口が嬉しい構造だ。
「炊飯と炭火焼きを同時にこなせる大型七輪の実力、黒七輪」の記事はこちら。