ホルモン好き垂涎レシピ、豚ハツで作るローストポーク
ちょっと前までは焼肉店で刺身として提供されていた豚のハツ。店主はそれぞれの独自ルートで仕入れた鮮度抜群の豚レバーや豚ハツを刺身として調理し、コアなファンは舌鼓を打っていた。
不衛生な環境で調理された焼肉チェーン店のユッケが大規模な食中毒を起こしてしまった。
結果、2015年6月20日を持って、豚肉の生食提供は禁止される。
肉の刺身やユッケをメインメニューにしていたそれぞれの店主はそれでも不屈の精神で新メニューを開発する。厚生労働省のガイドラインに即した調理基準でもピンクローストに安全なレア調理は可能なのだ。
~豚の食肉規格基準に関するQ&A(厚生労働省)より抜粋~
Q4 豚の食肉の中心部の温度を63℃で30 分間以上加熱するかこれと同等以上とされています
が、どのように調理すればいいのですか。
(A)
1 63℃で30 分間以上加熱するかこれと同等以上の殺菌効果を有する方法とは、加熱温度が高く
なれば加熱時間が短くなることから、例えば、75℃1分間以上の加熱でも差し支えありません。
2 中心部の温度が75℃に達してから1分間以上の加熱の目安は、豚の食肉等の中心部の色が白っ
ぽく変化することです。
では63℃で30分の加熱し、かつ香ばしく肉汁がうまいピンクローストに仕上げるには?
鮮度抜群の生豚ハツブロックを入手
七輪炭火の強火ゾーン、弱火ゾーン x 調理温度計
を使うのだ!
豚ハツブロックは朝締めで冷凍せずに当日販売のみのお店を探すこと。
そして焼き方は、そう、長方形七輪で。