1,000℃!素材の旨みを一気に閉じ込める七輪の超強火!
BBQ初心者の方にも、バーベキューコンロを愛用しているあなたにも。イラスト画像付きで超強火を作り出す七輪の使い方を紹介。炎の料理と呼ばれる中華料理や揚げ物を七輪を試してみませんか。
団扇で空気を送り、強烈な炎を作り出す。
七輪の代表選手的レシピといえば、やっぱり焼肉や秋刀魚だ。煙もくもくの焼肉人気店に並び、テーブルに運ばれた肉厚カルビを焼く瞬間にはたまらないものがある。家ではなかなか焼けない脂ののった秋刀魚も七輪にはぴったりのレシピだ。
でも七輪はそれだけでは終わらない。夜のキャンプでの調理のワンシーン。この調理写真のように強烈な炎を生み出すことができるのも七輪の特徴なのだ。
最高1,200℃以上!これならキャンプでも旨みを挽肉に閉じ込めるマーボー豆腐や、パラパラの空気感が大事なチャーハンだって作ることができる。さてその仕組みはイラストに注目。
七輪で超強火を作り出す仕組みをイラストで
七輪の送風口の扉は全開だ。かんかんに熾きた木炭は充分な隙間を作っておくことで熱い空気の流れが発生する。送風口から団扇で扇いだり、風が強い日なら風上側に送風口を向けておく。中華鍋が七輪に蓋をしてしまわないように注意すること。
団扇の代わりに小型の電池式ファンを使うこともできる。一点に空気を送り続けることができるので、効率的に強火に七輪の火力を調整することができる。
炭はたっぷりと酸素を含み、超強火となって食材を一気に炒め上げる。たっぷりの湯を沸かすときもこの方法だ。
七輪で超強火をつかうときの注意点
七輪の火力を最大にするときにいくつか気をつけることをまとめた。この点に気をつけて七輪バーベキューを楽しもう。
- こまめに炭を補充すること。強烈な炎は燃料そのものもたっぷり必要だ。
- 練り製の七輪は1,000℃を超える炭火に耐えられないものもある。ヒビ割れには注意。
- 安い水分を含んだ木炭は爆ぜることがあるので、飛んでくる火花や爆ぜた炭の固まりに気をつけよう。
- 送風機を使う場合はスイッチをつけたまま放置すると熱でファンがとけてしまう。こまめに確認。